101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

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『夏の定番、「私のひすいめし」』

夏になり、枝豆の旬になると食べたくなるのが「私のひすいめし」。枝豆はやや硬めにゆでて、ざっと水をかけてゆだりを止めて、豆をはじき出しておきます。

お酒と塩を少し入れ、昆布を浮かして炊き上げたごはんの蒸らしぎわに、この枝豆をパッと入れ、数分してからごはんを混ぜます。

枝豆の量は、あまり多過ぎると奥ゆかしくないので、せいぜいお米の四分の一どまりでしょうか。鮮やかな緑色が爽やかで、思わず食が進むこのごはん。

枝豆の色といい形といい、私が持っているあまり上等ではない翡翠にそっくり。(写真はイメージ。写真提供:photo AC)

茶碗に盛って、さぁ食べようと思って美しさに見入っていたら、枝豆の色といい形といい、私が持っているあまり上等ではない翡翠にそっくり。それから、枝豆ごはんを「私のひすいめし」と呼ぶようになりました。

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