チャンさんいわく「ご縁のあった人とは片っ端から話すことが大切」とのことで――(写真提供:Photo AC)
ネタ中の「惚れてまうやろー!」というフレーズで一躍注目を浴び、現在では大好きなグルメを中心に年間200回以上のロケを行う“ロケ芸人”として人気急上昇中の「Wエンジン」チャンカワイさん。著書では、物事がうまくいかないときの考え方などを包み隠さず語り尽くしていますが、そのチャンさんいわく「ご縁のあった人とは片っ端から話すことが大切」とのことで――。

人見知りを知る

僕は「超」のつく人見知りです。

昔の僕を知っている人は、
「チャンさんって、収録が始まるギリギリまで楽屋で待機して、収録が始まるとしゃべり出して、終わるとさっさと楽屋に戻っていたよね」
って、言います。

今はさすがに楽屋直行直帰は少なくなりましたが、それでも心の中でモジモジしていることは多いです。

これに対して、相方のえとう窓口さんは真逆なんですよ。
いろいろなスタッフさんやタレントさんと気楽にしゃべってワイワイ盛り上がるタイプです。ちなみに、本番では緊張して急にしゃべれなくなるタイプです。

陽気で社交的な相方の姿を、ロケバスのカーテンに巻きついて「ええなあ」とコッソリ見ている。それが僕のこれまでの姿だったんです。

でもね、さすがに気づきました。
「人見知り」なんてもったいないんだ、と。

仕事をしていこうと思うならば、「出会い」って、本当に自分からもっと大切にしなきゃダメだ、って。