101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

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『切り落としカステラのおしゃれプディング』

《お得》感のある切り落としカステラですが、ひと手間かけると、とてもおしゃれなスイーツに変身します。

切り落としを、甘みを抑えたカスタードプディングの材料に浸して、プディングの型に入れてオーブンで焼くだけ。オーブントースターでも簡単に焼けます。

分量の目安は、牛乳2カップに卵3個、砂糖大さじ3杯。人肌くらいに温めた牛乳に卵、砂糖を入れて混ぜ合わせ、内側にバターを塗った型に入れ、適当な大きさに切ったカステラを入れます。

ひと手間かけると、とてもおしゃれなスイーツに変身します(写真提供:photo AC)

 

自分で食べるときはそのままでよいのですが、お客様が来たときは温かいうちにアプリコットソースをかけて。

アプリコットソースは、アプリコットのジャムを、ブランデーやラム酒、マラスキーノなど香りのよい洋酒でゆるめるだけ。少し温めてアルコールを飛ばすと、食べやすくなります。

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