101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

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『ショウガを使って白玉を大人のデザートに』

昔は子どものおやつに、母と子で白玉だんごを作るご家庭が多かったものです。

最近は作る家が減っているようですが、甘味屋で白玉入りのおぜんざいを食べて、子ども時代を懐かしむ方も多いのではないでしょうか。

いつだったか、親類の子どもが遊びに来たとき、あいにくお菓子を切らしていたので白玉だんごを作って、白蜜をかけて食べさせたら、「ママ、僕これ好き。なんでおうちで作らないの?」と、おかわりをしてくれました。

昔は子どものおやつに、母と子で白玉だんごを作るご家庭が多かったものです(写真提供:photo AC)

その子の母親は、「大人向きにはこれがいいわ」と、白蜜にショウガの絞り汁を加えました。

なるほど、つるんとして喉ごしもいいし、サッパリしておいしいのです。これに氷出し緑茶でも添えたら、夏の素敵なおもてなしになります。

ちなみに白蜜は、1キロのグラニュー糖に2カップの水を加えて煮立て、少し煮詰めたもの。和え物やアイスコーヒー、アイスティーの甘味に便利なので、一年中作り置きしています。

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