倉田保昭

倉田保昭

くらた・やすあき
アクション俳優

1946年茨城県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科を卒業後、東映撮影所の研究生となる。人気のテレビドラマ『丸出だめ夫』でテレビ初出演。67年に佐藤純彌監督の『続・組織暴力』で映画デビューした。70年に香港のショウ・ブラザース社のオーディションに合格し、『続・拳撃 悪客』(72)で香港映画デビューし、一躍人気を得て数多くのクンフー映画に出演。74年に『帰って来たドラゴン』(74)で日本凱旋を果たし、日本でも映画、テレビに大活躍。テレビシリーズの『闘え!ドラゴン』、『Gメン‘75』などに出演。76年に倉田アクションクラブを設立して人材育成を行い、数多くの映画、テレビ番組のアクション・コーディネートを手がけ、創武館道場で空手の指導を行ってきた。85年に倉田プロモーションを設立。その後も香港映画をはじめとした数多くの海外作品に出演して国際的に活躍、『七福星』ではジャッキー・チェン、『セブンス・カース』ではチョウ・ユンファ、『フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳』ではジェット・リー、『レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳』ではドニー・イェンと共演した。89年には自ら企画、原案、プロデュース、アクション監督、主演を行った『ファイナル・ファイト 最後の一撃』を製作、日本、欧米を含む世界50ヵ国で劇場公開され、大ヒットを記録。17年には中国映画『戦神 ゴッド・オブ・ウォー』で第24回香港電影評論学会大奨の最優秀男優賞を受賞し、第35回香港電影金像奨での男優賞にノミネートされた。また、製作総指揮を務め主演最新作となる短編『夢物語』(2023・中村浩二監督・15分)は、第11回レイクシティ国際映画祭(インド)で最優秀短編映画賞、第20回アジアサマー映画祭(スペイン)で特別賞を受賞した

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