養生

大雪の養生のポイントは「補腎(ほじん)」「助陽(じょよう)」「温肺(おんはい)」。つまり、冬の臓である腎を守り、肺などの呼吸器系を冷やさないことが大切です。

この時期は10分でも早く寝ることや、いつもより少しでも多く休養することを心がけてみてください。日が沈むのも早いですから“外が暗い=休養”と、意識するのも良いでしょう。

冬の臓である腎を守り、肺などの呼吸器系を冷やさないことが大切です<『二十四節気の暦使い暮らし - かんぽう歳時記』より>

年末の多忙な時期ですが、ある程度の区切りをつけて、家で暖かくしてゆっくりすることを心がけましょう。

また、メンタル面での不安感やストレスに対しては、何より「この時期は、こころが弱りやすい」ということをしっかり認識してください。ポイントは、「まだまだ頑張れる」と自分の健康を過信しないことです。

そして、中医学では「血肉友情の品」といいますが、エネルギー不足の身体に気血を補う動物由来の肉を摂りましょう。疲労が強いときは鶏肉や牛肉がおすすめです。