大皿5枚、小皿が20枚あれば

そうした事情を踏まえて、「人が集まる時のために食器を用意しておくべきか」という話に戻りますが、あるシニア世代の片づけ教室の受講生が、「大皿5枚、小皿が20枚あれば、孫世代までもてなすのに十分」と教えてくれました。

たとえば自分たち夫婦と子どもの家族4人。合わせて6人集まったとしても、経験上、これだけあれば足りるというわけです。

片づけ講座受講生のリビングにある来客用の食器棚。よく見ると日本酒用のグラスがたくさん(写真:著者)

その方は「以前は同じものを必ず“組”で揃えるようにしていたけれど、今どきは不要」ともおっしゃっていましたが、確かに現実的な数字なのかも。とにかく食器をたくさん用意しておかないと! なんて考えてしまう方には目から鱗のアドバイスかもしれません。

もちろん「食器そのものが大好きで、お料理や来客の種類によって変えて楽しみたい」といった方もいらっしゃるでしょうし、あくまで参考まで。