イラスト:小林マキ

新型コロナウイルス感染がようやく落ち着いたと思ったら、夏以降はインフルエンザがかつてない規模で大流行。この冬を元気に乗り切る免疫力の高め方をアドバイスします(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)

免疫細胞が喜ぶマッサージ&食事術

1)鼠径部 のマッサージでリンパの流れを促す

リンパの流れを促すと、免疫細胞の一つであるリンパ球が増えやすくなるそう。

「リンパが集まるリンパ節が詰まると流れが悪くなります。とくに下半身はリンパの流れが滞りやすいので、両足の鼠径部をマッサージするとよいでしょう。ひざ裏、ふくらはぎ、足の裏も行うとより効果的です」(大塚先生。以下同)

 

1)中指を鼠径部に置き、もう片方の手をその上にのせて、内側から外側に向かってやさしく5回、円を描く
2)太ももの内側を3分割し、上から順に3回ずつ、内回りに円を描く。1ヵ所終わるごとに、足のつけ根に向かって手をすべらせる
3)ひざの内側から太ももの内側を通って足のつけ根まで、手のひらをすべらせる