ほっとするのにオシャレな味
アサリは火を通しすぎると硬く小さくなってしまうので、蒸し時間は5分でOK。
たっぷりの蒸し汁に、半透明になった大根が浸ってなんと美しいのでしょう!
大根とアサリを蒸し汁に浸しながらいただくと、旨味だけでなく甘味がスゴイ。
バターのまろやかさとショウガと大葉のスッキリ感が絶妙で、ほっとするのにオシャレな味。うまい、うますぎる! すいません、自画自賛が止まりません。
いつものように、蒸し汁をごはんにかけて最後まで夢中でいただきました。
定番の安心感もいいけれど、新しい料理のワクワク感はもっといい! 改めてそう思いました。
アサリが美味しい時期に、ぜひお試しください。
『ごはんに化ける ズルイおつまみ』
(著:藤岡操/EDITORS)発売中!
コロナ禍のいま、自宅で楽しむおつまみの本が人気です。
私は飲むけれどパートナーは飲まないというケースや、お酒を嗜む夫婦のほかに子どもがいるケースも少なくはありません。
そこで、ワインのおつまみだけど、ちょっとしたアレンジで晩御飯のおかずにもなる! 1品つくれば家族みんなで楽しめるそんなレシピを集めました。
難しいことも面倒なこともなし。身近な食材と調味料の組み合わせだけで、楽しみはうんと広がります。どこで売っているのか分からないおしゃれ過ぎる食材も使用していません。食材も、料理の工程も少ないものばかりです。
揚げ物を食べたいけれど衣の準備が面倒……ならば、春巻きの皮を使ってパリッと焼こう!
冷蔵庫に肉も魚もない……ならば、ゆで卵と粉チーズでご馳走にしちゃおう!
和風の煮物とワインを合わせたい……ならばオリーブオイルと黒コショウをかけるだけで相性抜群に!
そんな気楽な発想で、ワインと一緒の晩ごはんを自由にのびのび楽しみませんか?
版型はコロンとした正方形に近い可愛いかたち。簡単な工程なので、本と睨めっこする必要はありません。いつまでも手元に置いておきたい、パラパラ眺めるだけで楽しくなれるそんなレシピ本です。