入浴中のウトウト居眠り、のぼせや熱中症、立ちくらみ。全部防ぎます
まず、歌詞を思い出してメロディーに乗せて歌うとき、脳はほどよく活性化するのでウトウトしません。
また、10分以内であれば熱中症にもならないし、浴槽からゆっくり出るので、立ちくらみを起こして失神したり、溺れたりすることもほぼ防げます。
なぜ昭和歌謡や童謡・唱歌をおすすめするのかというと、歌詞やメロディーが頭に入っているので、のどの調子に集中して、気持ちよく歌えるからです。
とりわけ、昭和の日本レコード大賞受賞曲や「懐メロ人気ランキング上位曲」は、テレビなどで繰り返し放送されることもあって、よく覚えていますよね。
さらに、昭和のヒット歌謡曲は全般に音域が広く、喜怒哀楽、愛憎などの感情を豊かに歌い上げています。
それにより、口のまわりの筋肉やのどの筋肉、舌が活発に動き、のど筋トレーニング曲として優秀なのです。
童謡や唱歌も音域の広い、楽しさやうれしさにあふれた曲が多くて、気も晴れます。
1曲およそ3分。定番曲+自由に2曲=合計3曲で10分以内。
これは時間の見当がつけやすく、その日の気分でいろいろな歌を楽しめてあきないし、歌によって、のどのさまざまな筋肉を動かせます。
昭和歌謡や童謡・唱歌にはタイムマシーン効果があって、「歌えば一瞬で、懐かしいできごとや人がありありとよみがえり、脳が元気づく」こともポイントです。
認知症の予防・リハビリのための「回想法」というトレーニングでは、過去のできごとを思い出して語ることで、脳の血流量が増えることが確認されています。
お風呂は個室で、だれも見ていません。思いきり歌いましょう。
うろ覚えの部分は「ハミング」や、歌詞を「ねいねい」に置き換えて構いません。どちらも、のどに無理な力がかからない、すぐれたのどの筋トレです。