「いつかやればできる」状態にしておきたい
たとえば、「起業したい」「漫画家になりたい」「海外旅行をしたい」。でも、いまは忙しくて行動できないという場合。
もしも起業するためや漫画家になるための行動を起こしたら、うまくいくか失敗するかのどちらかの結果が明確に出ます。
その結果を見るのが怖いので、「いつかやればできる」という状態にしておきたいのです。
実際に行動を起こして、その過程でイヤな思いをすることや、結果が出てしまうことよりも、「やればできるはず」という可能性の中で生きていた方が、傷つかなくてすみます。
自分の実力と向き合いたくない、知りたくない状態ともいえます。
忙しくてできないのではなく、あえて忙しくなるように自分を仕向けて、自己実現のための行動をしないようにしているのです。
つまり、忙しくしつづけることで、行動して結果が出てしまうことによる心の傷から自分を守っている状態です。