進路サポートルーム開設
校長になってすぐに、学校として積極的に中学受験を肯定し、児童の中学受験を全面的にバックアップしていこうという方針を決めました。
そのことに内心では疑問を持つ教員もいたかもしれませんが、大きな反対もなく、教員間の合意がある程度できたことで、同じ方向に向かって進むことができる手ごたえを感じました。
そこからは、新設した進路サポートの部署を中心に活動を進めました。「サポート」という名前にしたのは、あくまでも指導するのではなく、志望する中学へ進学したいという児童とその保護者の願いを支援するという意味を込めたからです。
進路サポートルームの開設にあたっては、高校で担当した進路指導部の経験を呼び起こし、その活動を手本にしながら進めました。東京・神奈川の主な中学校の学校案内を取り寄せて展示したり、受験関係の情報が手に入るようにしたりしました。
また、卒業生に、合格した中学校の受験体験レポートを書いてもらって、それをファイリングすることにより、いつでも手に取れるようにしました。
6年生に向けて、卒業生に体験を語ってもらう会も設けました。