(写真提供◎photoAC)
セールで買った洋服、安さ重視で買ったインテリア…気がつくと家の中がモノで溢れてしまっていませんか?小さな暮らしをすすめるミニマムリッチコンサルタントの横田真由子さんいわく、「上質なものを少しだけ持つ軽やか暮らしで、人生がより素敵になる」とのこと。より自分にあったライフスタイルの魅力とは――横田さんの著書『本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる』より一部抜粋してご紹介します。

「詰め込まない」毎日の習慣

小さな暮らしにシフトして良かったことは、モノも時間も気持ちも、「詰め込まない習慣」が身についたことです。

バッグもクローゼットも、2割の余白をキープします。

バッグに荷物をパンパンに詰め込むと型崩れの原因となって長持ちしませんし、クローゼットも、手が入らないくらいハンガーがびっしり並んでいると、いざ、着ようと出したスーツはシワシワ、アイロンをかける時間もなく、取り急ぎ着て家を飛び出したものの、何だか憂鬱な気分で1日を過ごすなんてことにもなりかねません。

●バッグ

バッグの中に入れるものは、数を絞るだけでなく、大きさも選びます。

すべて「手のひらサイズのモノ」を選ぶ習慣で、2割の余白ができるのです。

バッグの中に入れる財布やコスメ、ハンカチ、ハンドクリームなど、すべて「手のひらサイズのモノしか入れない」と決めます。

バッグの中で大きくなってしまうのは、財布と化粧ポーチなので、いまより一回り小さいモノにします。

小さいポーチに入れるモノは、手のひらサイズのモノだけ。そうすれば、詰め込むことなく、余白ができます。

『本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる』(著:横田真由子/クロスメディア・パブリッシング)