ストレス性の心の病は薬だけでは治せない

「ストレスチェック」で引っかかるような心の病は、多少なりともストレスにまつわるカウンセリングが必要となります。

しかし、薬物療法中心の精神科医は、「眠れないなら薬を出しましょうね」「軽いうつだから、うつ病の薬を出しておきます」で終わらせてしまう。

本質的なストレスにまつわるカウンセリングは行わない。というか、行えない。だから、治らない患者さんがどんどん増えていく状況になっています。

ストレスチェックで引っかかる人は、上司のパワハラがひどいとか、会社の人間関係がつらいといったことがストレスの引き金(ストレッサー)となり、何らかの症状を引き起こしている場合がほとんどです。

適応障害はその代表的なものです。適応障害に効く薬はありません。でも、心配しなくて大丈夫です。適応障害は薬を飲まなくても治るからです。