おいしいだしのコツ

和食に欠かせないだしのとり方を伝授。

ちょっとしたコツを押さえれば、家庭でも極上のだしがとれます。

1.昆布を長時間浸す
長時間水に浸してしっかり戻すのがポイント。最低でも30分、できれば冷蔵庫で一晩以上おくとうまみが抽出される。浸す前にふきんなどで表面の汚れを拭くが、白い粉はうまみなので拭き取らないこと。
2.昆布をたっぷり使う
水1Lに対して5gの昆布が目安。弱火でじっくりと時間をかけて抽出し、気泡がぷつぷつと出るくらい(60度)をキープして10分ほど火にかける。沸騰させると雑味が出てしまうため注意。
『腸活のスーパーフード まるごと海藻レシピBOOK』より
3.昆布とかつお節を一緒に煮ても
一般的には昆布を煮た後にかつお節を入れるが、最初から一緒に入れて煮出してもおいしいだしがとれる。かつお節20~30gを加え、中~弱火でコトコト15~20分煮る。昆布のグルタミン酸とかつお節のイノシン酸が合わさり、より複雑なうまみに。
『腸活のスーパーフード まるごと海藻レシピBOOK』より