キッチンツールも重ねる収納だと取り出すのが面倒なので、パッとすぐ取り出せるようにコの字ラックなどを使っています。(写真:『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』より)
40代は、「人生の折り返し地点」とも言える年代です。38歳でひとり暮らしをするインスタグラマー・YouTuberのnamytoneさんは、80歳の祖母の体調不良がきっかけで「人生の折り返し地点」を意識するようになったそう。namytoneさんは「暮らしも仕事もまだまだ色々あるけれど、人生後半は楽しくご機嫌に過ごしたい」と語っていて――。そこで今回は、namytoneさんの著書『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』から、人生後半を楽しむための暮らし方を一部ご紹介します。

見た目より「楽に続く」収納へ

おしゃれな収納箱をズラリと並べ、整然と整理してあっても、出し入れが面倒だと結局散らかってしまいます。

開ける時はスムーズでも、閉める時にちょっと引っかかるだけで、もう出しっぱなしになってしまう……。

無印家具時代は、「出したものを戻す」というアクションはさほど苦ではなく、収納が綺麗に整理されていることに満足感がありました。

それが年齢を重ねるにつれ、戻すのが億劫になり、「見た目重視」だと綺麗な状態をキープできなくなってきました。