「おふたりさま」は、いつか「おひとりさま」になる
配偶者を亡くしたとしても、お子さんのいる夫婦であれば、子どもが年老いた親のために、なんやかやと世話を焼いてくれるかもしれません。
世話までは焼いてくれないにしても、親の死を役所に届け出たり、相続に関する手続きをしたり、葬儀の手配をしたり、お墓に納骨したりと、亡くなったあとの諸々の手続きくらいはしてくれるでしょう。
おふたりさまの場合、「おひとりさま」になったら、老後の世話や手続きをしてくれる子どもがいません。
それに加えて、意外に知られていない「子どものいない夫婦」ならではの心配ごともあります。
いつかやってくる、老後の諸問題。解決策は、ひとつしかありません。それは、「自分たちで知識をつけ、準備をしておく」ことです。
※本稿は『「おふたりさまの老後」は準備が10割:元気なうちに読んでおきたい!68の疑問と答え』(東洋経済新報社)の一部を再編集したものです。
『「おふたりさまの老後」は準備が10割:元気なうちに読んでおきたい!68の疑問と答え』(著:松尾拓也/東洋経済新報社)
衝撃の「おふたりさま老後問題」とは?
「夫(妻)の遺産」をすべて相続できるわけではない!
おふたりさまの老後は「お金があれば安心」ではありません。
おふたりさまの老後は、不安や疑問がいっぱい!
元気なうちに早めの準備をしておけば、安心して老後が迎えられます。