いざキャンプが始まってみると…
一日目の予定
キャンプ場近くのショッピングモールに各家庭集合。ランチ後、買い出しをしてからキャンプ場へ。川遊び&夕飯(BBQ)
12時。ショッピングモールへ到着。各家庭が集まってくる。
「こんにちは〜」「大きくなったね〜」とひと通りにこやかに挨拶を交わした後、フードコートの席の確保にバラけた。私を除く大人たちは、みんなが良く知った友達同士のご様子。私は今回のメンバーでは、夫を除いた男性3人、女性一人を知っているが、その方たちの年齢も職業も憶えていないくらいに浅い付き合いだ。
さっそく最初の課題だ。誰からともなく数家族ごとにテーブルを二つ三つ集めて、大きなグループを作り出した。どうやら我が家だけが独立している。はい、できました。二つの大きな連邦国と、我が家一家族だけの独立国。いや、こんなのは序の口だ。大丈夫。
動じることなく、二つの国の隣のテーブルに着席する。会話に入ろうと思えば入れるし、関わらないで過ごすこともできる距離感。ここで繰り出すのが「私は子どものお世話でいっぱいいっぱいです」作戦だ。
と言っても私の息子たちは乳幼児ではないので、もう走り回ったりしないし、全然お行儀よく食べているのだが、ここは協力してもらう。「もう、こぼさないの」など、必要以上にバタバタして見せ、「私は残念ながら子どものお世話で大変でまともに会話できません。あーん、悔しい。本当は参加したいんですけどね!」という姿勢を見せる。たまに会話の源の方を向いて「うんうん、わかる、ですよね」と大袈裟にリアクションをして、少しは参加している雰囲気を出すことも大事だ。