鶏肉、ひき肉の使い方

鶏肉は骨付きがおすすめ

手羽先、手羽中、手羽元は、旨みの宝庫。皮や骨の周りにはコラーゲンや旨みがたっぷりあります。安価でスープのベースにもなり、長く煮込んでも縮まらず、固くなりにくいのも「使える素材」のゆえんです。

ひき肉は「少し気にして」使う

ひき肉は細かい肉片の集まりで、空気に触れる面積の割合が大きいため、脂の酸化も早くなり、水分(ドリップ)も出やすくなります。そのため鍋に使う時は、早めに使い切るのがべスト。

残ってしまったら、もも肉・バラ肉同様にラップに包んで冷凍庫へ。ひき肉100gを名刺2枚のサイズに平らに広げてラップで包む。薄いので、解凍しなくてもそのまま鍋へ入れれば、味のベースになります。

 

※本稿は、『まいにち小鍋 毎日おいしい10分レシピ』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。


まいにち小鍋 毎日おいしい10分レシピ』(著:小田真規子/ダイヤモンド社)

第11回料理レシピ本大賞<料理部門>に入賞した大人気料理家がまとめた、365日食べても飽きない1、2人前の小鍋レシピ集。

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