2006年にフジテレビを退社後、フリーアナウンサー・タレントとして活躍。私生活では二児の母でもある内田恭子さん。現在は、認定MBSR講師の資格を取り、マインドフルネストレーナーとして活躍の場を広げています。そんな内田さんは、日本最大級の音声配信プラットフォーム『Voicy』で『内田恭子のゆるんでいきましょう』を配信中。その中から選りすぐりの話題をお届けします。今回のテーマは「自分を好きになることはそのままの自分を受け入れること」です。
自分を愛するということ
私が開催しているマインドフルネス瞑想会の後に、「次のテーマはどんなことでやりたいですか?」と参加者の方たちに聞いたところ、《自分を愛する》話をしてほしいという意見がありました。
自分を愛してあげるっていうのは、とても難しいことですよね。特に日本人はそうだと思っていたんですが、実は日本人だけでもないようです。大小の差はあっても、結構世界共通で覚える難しさがあるようなのです。
今、イギリスのマインドフルネスの授業をオンラインで受けていて、世界中の人たちと話す機会があるのですが、先週の授業で「人に優しさを向ける瞑想」、そして「自分に優しさを向ける瞑想」というものがありました。
その時、チェコの女性が「私たちの文化では、自分に愛をとか、自分に優しさを向けるというのがとても難しい」と話していました。
私の中の勝手な先入観で、特に日本がそういったものが苦手だと思っていたのですが、実は海外でもそういったことはあるのですね。