情報を適度に遮断する
持って生まれた「本来の自己」を取り戻すための第一歩は、情報を適度に遮断することです。
「優柔不断になっているな」「迷い過ぎているな」と感じたときには、スマホやパソコンからの情報を一時遮断して、その選択に対して自問自答する時間をつくってみてください。それは5分でも10分でもかまいません。
「自分が求めているものは何か」「自分は何が好きで、何が嫌いなのか」「どんなときに幸せを感じるのか」「いちばん大切だと思うことは何か」──そんな自問自答が、「本来の自己」を取り戻し、迷い過ぎない自分になる一助となります。
※本稿は、『「し過ぎない」練習』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
『「し過ぎない」練習』(著:枡野俊明/クロスメディア・パブリッシング)
私たちは日々、何かを「し過ぎる」ことで、知らず知らずのうちに心をすり減らしています。
でも、ほんの少し意識をはたらかせて「し過ぎない」ことを心がけるだけで、私たちはもっとラクに生きられるのではないでしょうか。
本書では、「し過ぎない」ことの大切さに焦点を当て、適度なバランスを見つけるヒントをお伝えしていきます。