こむら返りが起きたら、冷やす?(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)

《夜中に足がつって目が覚める》《歩いていてピキッと痛みが走る》など、ふくらはぎの激痛「こむら返り」は、いつも突然やってきます。「こむら返りは、血流の悪化とセンサー異常が原因です」と指摘する足専門の整形外科医・北城雅照さんは、【こむら返りリセット法】を考案。積極的に情報を発信し多くのファンから支持されている「ドクターまさてる」こと、北城雅照さんの著書『足の名医がついにたどりついた こむら返りと手足のつりリセット法』より、一部を抜粋して紹介します。

よくある対処法は「間違いだらけ」

突然襲ってくるふくらはぎの激痛・こむら返りは、私が考案した、片足30秒のシンプルなメソッドである「こむら返りリセット法」で予防することができます。

でも、それでも万が一、起こってしまったら……。

こむら返りとは「筋肉が暴走して縮み続けている状態」のことでしたね。収縮が止まらずに血流が妨げられると、筋肉の細胞に酸素が届かなくなり、痛みを引き起こす物質が生まれてしまいます。

しかも、こむら返りはいつ起こるかも、どのくらい続くかもわかりません。

短時間で治まるときもあれば、その場で長い時間、悶絶し続けることも――。