サルコペニアの総死亡リスクは…

一方、サルコペニアは、加齢に伴って生じる骨格筋量の減少と、筋力や身体機能の低下のことで、前述のフレイルの一部といえます。

進行すると、立ち上がる・歩くといった日常動作が難しくなってしまいます。

また、サルコペニアの人は、筋肉量、筋力ともに低下していない人に比べて、総死亡リスクは男性で2倍、女性で2.3倍も高まり、要介護リスクも男性で1.6倍、女性で1.7倍高くなることがすでに明らかになっています※2。

このように、かくれ低栄養がもたらすリスクは甚大です。

※2 https://www.tmghig.jp/research/release/2021/0218.html?utm_source=chatgpt.com