1口50回に挑戦してみて

私自身、かつては早食いで、腸内環境も悪く、太っていました。

そういう自分を変えるために、1口50回噛むようにしました。今ではそれがすっかり習慣になり、結果的に腸内環境は当時と比べて劇的に良くなっています。

もちろん人並み以上に食事に時間はかかりますが、ただ噛む回数と食事にかける時間を増やすだけで「健康」と「美」が手に入るのであれば、やらない手はないと思います。

あなたも、ぜひ1口50回に挑戦してみてください。玄米ならば、100回噛むくらいのつもりでいると良いでしょう。

また、噛む力の弱いお子さんに関しては、極力玄米や雑穀を与えるのは控えてください。玄米や雑穀にこだわらずとも、ほかの食材で十分必要な栄養は補えます。

※本稿は、『やってはいけない腸活』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

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やってはいけない腸活』(著:太田華代 監修:手島麻登里/三笠書房)

健康に気を使っているのに、なかなか腸の不調が治らない……。

それ、「やってはいけない腸活」をやってしまっている可能性が高いです。