更年期

【更年期への移行期】

《42歳》:体力の低下を感じたり、シワや白髪が目立ち始める。エストロゲンの分泌が加速度的に減少することからホルモンバランスが不安定になりやすく、心理的変化として感情の浮き沈みが激しくなることも。月経周期が乱れたり、経血量が増える・減少するなど生理の変化が現れやすくなる。

《49歳》:成長や生殖に関係する機能が低下し、ホルモンバランスが崩れやすい時期。エストロゲンの分泌が急激に減少することから、閉経を迎える平均的な年齢に当たる。閉経によりホルモンバランスが大きく乱れ、自律神経の働きにも影響しやすく、感情面でも不安定になりやすい。

【閉経と更年期の中心期】

《56歳》:肉体的な衰えが加速する時期。聴力や視力の変化も感じやすくなるが、この頃に老化予防にしっかり意識を向けてさまざまな機能や状態をできるだけキープするよう努めることで、更年期以降の健康年齢に差が生まれる。一方でホルモンバランスの変化は安定するため、人生経験を重ねたことで生まれる精神的な落ち着きや安定感が得られ始める時期。

【更年期後の安定期へ】