老化のスピードをゆるやかにする鍵

皆さんはこれらの変化をご自分と照らし合わせて、どう感じたでしょうか?

ここでは東洋医学の考えと西洋医学的なホルモン作用の変化を一緒にまとめましたが、一般的に35歳頃からエストロゲンの分泌がゆるやかに減少し始めることで、更年期の自覚症状が現れやすくなります。

28歳で身体的なピークを迎えたら、そのあとはいかに老化スピードをゆるやかに安定させていくことができるか―それこそが更年期症状にも、健康寿命にも、さらに美容においても大切なポイントになります。

そして、その鍵を握るのはほかでもない「自律神経の力」です。

自己修正力・自己免疫力が満ちていれば、不調の数や症状の度合いを最小限に抑えることができるからです。

 

ストレスからの不調(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)