更年期のよくあるトラブル・お悩み

40〜50代の女性の身体は、ホルモンバランスの変化や冷え、ストレスなどから不調が現れやすいという前提の状態に加えて、

・管理職を任されやすい
・親の介護疲れ
・親が亡くなる
・子どもの反抗期
・子どもの受験
・子育ての終わり(空の巣症候群)

といった年齢的なライフステージならではの環境や悩みが重なることで、更年期症状が悪化しやすくなるのみならず、精神病を併発しやすいという怖さがあります。

ただでさえ更年期でイライラしやすくなっているのに、周囲の環境要因によってさらにイライラが募って「おかしくなりそうだ」と感じる人も少なくないでしょう。

ですので、この記事は更年期に悩まれているご本人だけでなく、ぜひご家族や周囲の方々にも読んでもらってください。

「こんな不調が現れるんだ」「ホルモンの分泌が低下するから不調が出るんだ」と、理解してもらうことが大切です。

※本稿は『東洋医学が効く!更年期と自律神経をととのえる本』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。

 

 

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東洋医学が効く!更年期と自律神経をととのえる本』(著:森田遼介/ワニブックス)

疲れ、イライラ、不安感、ほてり、めまい……ゆらぎ世代の不調に<東洋医学>が効く!更年期にさしかかると女性ホルモンの減少によりホルモンバランスが乱れ、心身ともに不調が現れやすくなります。そんな更年期の不調を改善する鍵は「自律神経の力」。

1:更年期について知る
2:体質をチェック!
3:不調別セルフケア
という3つのステップで、どこよりもやさしく、分かりやすく、【ゆらぎ世代】を整えるコツを紹介。