無理に許そう、忘れようとはしなくていい

その時々のステージで、胸が高鳴り、明日への活力を得たのは事実じゃないですか。「もうこんなに夢中になれる存在は現れないだろう」とまで思える瞬間をくれた彼女に費やした時間は、間違いなく尊い、かけがえのないものでした。

だからこそ、喪失のあとに、ぽっかりと穴が空いたような気持ちになるのは当然のこと。すぐには立ち直れないこともあるでしょう。

(写真提供:Photo AC)

まず、無理に許そう、忘れようとはしなくていいです。「もうどうでもいい」などと強がると、かえって未練が残ります。むしろ、ショックを受けている自分を認めて、気持ちを整理する時間は必要だと思います。

今回の一連の事件への想いを紙に書いたり、友人に話したり。ファン同士のコミュニティで気持ちを共有することでも、気持ちが整理されやすくなります。