ロッカーでい続けるために体調管理を徹底しているローリング・ストーンズのミック・ジャガーが、いい手本になったと思う。メンバーのキース・リチャーズだって、煙草も酒もやめて、80代になった今もステージに立っている。

俺も、煙草は30歳のときにキッパリやめました。長く煙草を吸っていると、だんだんハスキーボイスになっていくもの。若い頃はそういう声に憧れたりもしたけど、しゃがれるとどうしても表現の幅が狭まってしまう。

俺はギターも弾くし曲も作るけど、一番得意なものは何かと考えたら、やっぱり歌うこと。これがなくなったら、人生つまらない。自分で満足のいく歌をずっと歌えるなら、煙草なんてやめてもいいと思ったんだ。

結局、俺は自分の大切なものを守りたい。そのために何ができるだろうと考えた答えが、この先も健康であり続けることだったんです。

目標としては、あと10年は現役のロックンローラーとして、ステージに立ち続けたい。だからこれからも、健康オタクの道を追求していくよ。ただ、無理はしないのが大前提。仕事も健康法も、楽しむことがパワーの源になるからね。