主観的だからと言って…

とはいえ、主観的だからと言ってすべてが「気の持ちよう」という意味ではありません。

全体的に言えば、世帯収入が1000万円ある家のほうが、200万円の家の人よりは幸せと感じている確率は高いという統計的な事実があります。

(写真提供:Photo AC)

年収と同じように、教育水準や健康、人付き合いについても同じです。

気の持ちよう、あるいはそれぞれの「幸せの定義の仕方次第」という余地を残しつつも、全体的に言えば幸福をもたらしてくれる「確率が高い要素」は存在するわけです。