人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気に楽しく暮らすための知識をご紹介します。
朝起きたらまずすべきこと
便秘は慢性的になると、腸の炎症を起こしやすくなり、他の腸の病気や大腸がんの心配が出てきます。
さらに、腸の中で便が異常発酵をすると、そこで発生した有害な物質が全身に悪い影響を及ぼすことは言うまでもありません。
そこで便通をよくするために、朝起きたら、まずコップ1杯の水を飲みましょう。これだけで腸の働きが促されます。
また、腸の蠕動(ぜんどう)運動には、腸に食べ物が入っていくことが重要、つまり朝食が大切です。
食物繊維が多く、脳のエネルギーにもなるバナナ1本だけでも口にするといいでしょう。
