腸を順調に働かせるために夜は…

(写真:stock.adobe.com)

便秘外来で有名な順天堂大学の小林弘幸先生は「夜の便活」を提案しています。

「夜はおやすみモード」にして、副交感神経を高めることが大事というのが理由です。

そのためには、寝る3時間前までに夕食をすませること。

夕食を食べてすぐに寝ると、交感神経が高い状態のままで、副交感神経によって行われる腸での消化や吸収が進まずに便秘になりやすいのです。

腸を順調に働かせる副交感神経の活動は、夜中の12時にピークを迎えます。その時間に就寝していることが望ましく、つまり、夜更かしは避けたほうが便通にはいいのです。

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