若手世代にも顕著に見られる傾向

体力や健康に不安を抱えているのは、40~50代の管理職世代に限らず、20~30代の若手世代にも顕著に見られる傾向です。

サントリー食品インターナショナルが実施した『若者の心と体の健康に関する実態調査』(2024年)によると、18~34歳の「53%」が健康や体調の悩みを抱えており、体力不足や体調不良によって、仕事のパフォーマンスが「30%」程度は低下していると回答しています。

『体力がない人の仕事の戦略』(著:和田秀樹/クロスメディア・パブリッシング)

若い世代のビジネスパーソンは、体力や体調に不安を感じているだけでなく、普段から「疲れている」ことも明らかになっています。

日本リカバリー協会が全国10万人を調査した『日本の疲労状況2025』によれば、高頻度で疲れを感じている人の割合は、20代が「55.9%」、30代が「54.7%」と過半数に達しています。

管理職世代の疲労状況を見ると、40代が「50.6%」、50代が「43.3%」、60代になると「29.2%」といいますから、若いビジネスパーソンほど、疲労感と闘いながら毎日を過ごしていることになります。