「余命1年のつもり」で生きる

ここで私がご提案したいのは、「60歳からは1年単位で生きてみませんか」ということです。

というのも、「老後はこんなふうに生きたい」などと長期的に考えても、仕事の有無や、家族の状況、自分の病気、親や配偶者の介護など想定外のことが多々起きて、狙った通りにはいかないのがあたりまえだから。

先のことを心配しすぎず、シンプルに1日1日を生きるためにも、「今年はこんなことをしよう」と短い単位の計画をざっくりと立てるのがいいのです。

少々極端ですが、私は数年前から「余命1年のつもり」で生きています。

「あとでやろう」「いつか行ってみたい」「そのうち、会いに行こう」と先延ばしにできないので、どうしてもやりたいことだけを、すぐにやる。

惰性でやっていることや、気が向かないことは思い切って手放して、「ぜひともやりたいこと」だけを残すと、驚くほど身軽になって「遊ぶように生きられる」のです。

 

気ままな一人旅のように生きる(写真提供: Photo AC)