悪いことがあったら厄が落ちたと考える

残間 今日は限られた時間の中でいろいろなことを伺いたいので、どんどん話が変わってしまうのですが、お二人の幸福感について。中園さんはどうですか?

中園 私は結構簡単に喜ぶ人間で、生まれてきてよかったな、人生なかなかに楽しいなって思っています。もちろん嫌なこともありますけど、私は占い師でもあるんですね。

で、悪いことがあれば必ずいいことが起こるという価値観で生きて来たので楽天的というか。今日もここへ来るときにタクシーの運転手さんが道を間違えたんですけど、イラっとするのではなく、これで厄が一つ落ちたと考えます。

イメージ(写真提供:Photo AC)

残間 中園さんの占いがネットで流れていて、私も読んでいますが救いになるんですよ。それに、いい運気だからといって喜んではいけないし、悪いからといって落ち込むことはないというお考えが感じられて気持ちが落ち着きます。

中園 どうして占い師をやめて脚本家になった私が再び占い師の仕事を始めたのかというと、占いに脅かされてがんじがらめになっている人が周囲にたくさんいたからなのです。

女優さんの中にも占いを信じている方が結構いて、私の前歴が占い師だということで相談されることがありました。「私は結婚相手が死ぬと占い師に言われたんですけど」とか。そういう恐ろしい占い師の言葉に囚われている人があまりにも多くて。呪縛から逃れられずにいる人達に、占いってそんなにキツイものではなくて、自分の背中を押したり、慰めたりするために活用するアイテムだよということを伝えたかったのです。

苦しいことがあっても、今はこういう時期だからじっとしているのが得策だとか、今は学びの時期だから自分のここを改善しようとか、人生を整えて幸せに生きるために占いを活用していただきたいと思っています。