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休日はあるのになんとなく疲れがとれず、悩んでいる人はいませんか? 精神科医Tomy先生は「休み上手になれば人生がラクになる」と語り、心身を回復させる休み方をマスターすることを勧めています。今回は、精神科医Tomy先生の著書『精神科医Tomyがやっているほぐれる休み方』から一部を抜粋し、先生自身が実践している休み方のヒントをご紹介します。

なぜ月曜の朝はこんなに重苦しいのか

月曜日の朝、確かに重苦しくなりがちですよね。でも、それって当たり前なんです。ストレスの原因は、「ギャップ」がつくるんです。言い方を変えると「波」の大小のことです。同じ仕事量でも、勉強量でも波が大きいほうがストレスがはるかに大きくなる。たとえば毎日少しずつ進めていくのに比べて、一夜漬けするほうがストレスが大きい。そういうことです。

このギャップの観点から考えると、月曜日の朝というのは最悪です。今まで土日でのんびりしていた状態から、一気に平日の勤務へとスイッチが切り替わる。しかも、切り替わった先が月曜日なのです。これから先5日間も連勤が始まる日なのです。重苦しいに決まっていますよね。

もし理想を言うのなら、休みから少しずつ忙しい日に変化させられたほうがいい。たとえば金曜日。金曜日は翌日に土日が控えていますから、一日だけ頑張ればいい。だから、気持ちも重苦しくはない。でも、残念ながら土日の次は金曜日ではなく月曜日なんです。

また、月曜日というのはただの5連勤の初日ではありません。月曜日というのはたいてい新しい仕事が始まったり、新しい制度が始まったりしやすい。新人が来たり、自分が新しい部署に配属されたりするのはたいてい月曜日です。環境の変化はそれだけで大きなストレス源になります。こういったことも重なると、どんどんストレスが付加されていって、さらに重苦しい月曜日になります。

また、月曜日というのは、仕事量も多くなりがちです。たいていの仕事は「今週中にこれをやりましょう」という形で発生します。そうすると、どれぐらい進めたほうがいいのかわからない。

金曜日なら、ある程度仕事が進んで先が見えています。もしかすると思ったよりも順調に進んで、やることがあまりないラッキーなときもあるかもしれない。しかし、月曜日は膨大なやることが溜まった状態で存在しています。この先の読めなさも重苦しさの原因です。

この重苦しさを軽減するには、一体どうしたらいいのでしょうか。簡単にいえば、この「ギャップ」をなるべく減らせばよいのです。その具体的な方法について考えていくことにしましょう。