5W1Hの適用例
これらの質問に答えることで、漠然とした感情が具体的な状況として浮かび上がり、解決の糸口が見えてきます。例を挙げてみましょう。Aさんは、月曜日の朝一、朝礼の前が一番気持ちが重くなります。そこで5W1Hを適用して、もっと詳しくどんな状況のときに気持ちが重いのか考えてみました。
When(いつ) 月曜日の朝、具体的には朝礼の前の時間
Where(どこで) 職場に到着したとき
Who(誰が) 自分自身が重苦しさを感じ、上司が関与
What(何を) 上司から先週の業務についてダメ出しされる状況
Why(なぜ) 上司がダメ出しばかりで褒めてくれないため、気分が沈む
How(どのように) 上司に声をかけられると黙り込んでしまい、胸がドキドキする
このように分析すると、「月曜日の朝礼時に職場で上司からダメ出しされること」が重苦しさの主な原因であることが明確になります。そうすると、
・上司のダメ出しは毎週のルーティンだと割り切り、気にしないようにする
・ダメ出しを聞き流し、必要以上に感情を揺さぶられないようにする
・上司に「改善点を具体的に教えていただけると助かります」と提案し、建設的なフィードバックを求める
こんな解決策が出てきます。漠然としたネガティブな気持ちに「輪郭」ができ、なんとかできる気分にもなってきます。とりあえず、自分の気持ちを分析してみることが解決の糸口になるのです。