週初めの重い気分を緩和するアイデア
週初めの朝、重い気分でオフィスに向かうのは誰しも経験があるはず。これまで書いてきたように、この主な原因は、長かった休暇から一気に仕事モードへ切り替えるギャップです。緩和するためのポイントは、週初めはあえて休みと仕事の境目をぼやかして、心の負担を軽くすること。実践しやすいアイデアをいくつかピックアップしてみましょう。
(1)月曜日は「軽めスタート」
仕事が溜まりがちな月曜日こそ、あえてペースを抑えるのがコツ。会議やタスクを詰め込みすぎると、夕方にはクタクタになって「まだ仕事か……」とため息が出るもの。可能な限り、早めに切り上げて火曜日以降に回すようにしましょう。
これは、学校の夏休み明けを思い出せばわかりやすいはず。始業式の日は授業を入れず、半日で終わったりするあの仕組みです。大人だって同じ。週初めは「アイドリング期間」と位置づけ、徐々にエンジンを温めていくのが理想です。こうすると、火曜日からのモチベーションも自然と上がります。
(2)週の前半を軽く、後半にピークをシフト
多くの人が月曜日にフルスロットルで飛ばし、金曜日には息切れするパターンに陥りがち。でも、これを逆手に取るのもアリです。週の前半(月・火)は軽めの業務に抑え、水曜日から徐々に仕事量を増やし、金曜日をピークに持ってくる。金曜日は翌日が休みなので、忙しくても心に余裕が生まれます。
(3)職場に「癒しのエッセンス」を
仕事そのものを楽しくするために、職場環境を工夫するのも効果的です。お気に入りのドリンクを準備したり、デスクを綺麗に片づけて花や可愛い小物を置いてみたり。視覚的にスッキリすれば、「さあ、やるぞ!」という前向きな気持ちが湧きます。出勤時に音楽を活用するのもいいですね。通勤途中に好きな曲を聴いて、心を高揚させる。様々な「癒し」の要素を付け足すのは意外と侮れない方法です。
これらのアイデアは、どれもすぐに取り入れられるものばかり。週初めのストレスは、大きな変化ではなく小さな工夫で意外と解消できます。まずは一つか二つから試してみて、自分に合ったルーティンを見つけてください。新しい週を、軽やかな気分で迎えましょう。
※本稿は、『精神科医Tomyがやっているほぐれる休み方』(大和書房)の一部を再編集したものです。
『精神科医Tomyがやっているほぐれる休み方』(著:精神科医Tomy/大和書房)
「休み」はあるのに「休まらない」…!
休日の予定の立て方、週末のモヤモヤへの対処のしかた、自分をすこやかに保つご自愛リストのつくりかたなど、日々がんばっているあなたへ、著者自身が実践している休み方のヒントを届けます。





