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人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気に楽しく暮らすための知識をご紹介します

いつもしずかに笑っていますか

誰でも年をとれば体力は衰え、体のあちこちに不具合があらわれるものです。それを嘆くのではなく、仕方のないことと割り切って、上手につきあっていくのが健康的に暮らす秘訣でしょう。

健康を保つには、日頃からバランスのよい食事をとり、十分な睡眠と休養、適度な運動……は当たり前の話ですね。では、「よく笑うこと」は意識しているでしょうか。

人間は笑うとナチュラルキラー細胞が活性化され、体の免疫力がアップし、病気になりにくくなります。ナチュラルキラー細胞は、ウイルスや細菌だけでなく、がん細胞にまで力を発揮するといわれる、いわば「自前の特効薬」です。

笑うといっても、大きな声で笑わなくてもいいのです。笑顔になるだけで、その効果が十分に期待できます。