先祖にあやかって名をつける

先祖にあやかる、という発想は他の大名家でも見られます。

たとえば伊達政宗は、200年ほど前の祖先の名を受け継いでいます。

戦国・政宗のお父さんは輝宗(てるむね)、おじいさんは晴宗(はるむね)ですから、将軍足利義昭から一字をもらって昭宗とする選択肢もあったはずですが、あえて祖先の名を用いたわけです。

ただし朝倉家はそれをくり返している。

それで朝倉家研究では「誰が誰だか分からない」という状況になりがちです。