自分の考えを持つことの重要性
わたし自身にも、生き方の指針を決めた「褒められ体験」があります。
高校を中退すると心に決め、先生に伝えにいったときのことです。
反対されるか、怒られるか……そう思ったのですが、先生は「自分で決めたの?」と聞いたのです。
「親は心配して反対してたけど、自分で決めた」と伝えると、予想外の言葉が返ってきました。
「えらいね」
その短い言葉が、驚くほど深く心に残りました。
自分の考えを持つことの重要性を、普段から説いている先生でした。
決断を自ら下すこと。そのためによく考えること。決めたら後悔しないよう、その道を全力で進むこと。これらは今でもわたしの生き方の軸のようになっています。先生のこの褒め言葉が大きく影響しているのは、間違いありません。
※本稿は、『できるリーダーはどこを「ほめる」のか? チームが自然と動き出す「戦略的ほめ方」』(朝日新聞出版)の一部を再編集したものです。
『できるリーダーはどこを「ほめる」のか? チームが自然と動き出す「戦略的ほめ方」』(著:山本渉/朝日新聞出版)
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