花子 これまでずっとファンの皆さんに応援していただき、身に余る賞もたくさんもらって。そんな恵まれた人生を歩んできた自分が、抗がん剤が怖いとか副作用が苦しいとか弱音を吐いてたらバチがあたる。
今は、病気なんかに負けてたまるか! 絶対に闘うで! って心の底から思ってます。
大助 東北の皆さんも心配してくれてはるしな。東日本大震災の後、僕たち、百数十日以上、被災地に通ったんですよ。
花子 居ても立っても居られず、通い詰めました。
大助 あれは、体育館の避難所やったかな。どの芸人もこんな状況で何をしたらいいのか、迷ってるなか、あなただけが舞台からスタスタと降りて行って。「おばあちゃん、お名前は?」って話しかけたかと思うと……。
花子 イラストを描いて表札を作ってあげたんやね。
大助 「花ちゃん、ありがとう! これ、新しい家の表札にするわ」っておばあちゃん、涙を流して喜んでくれはったな。つくづく宮川花子という芸人はすごいと思ったよ。
花子 ね、こんな感じで大助くんは、いつも褒めてくれるんですよ。オムツ換えのときでさえ、「君は、いろんな人を助けてきたんやで。だから大事にされて当然なんや。頑張ってや!」って励ましてくれて。
大助 ほんまの気持ちやから自然と出るんですわ。嫁はんは、僕の自慢であり、誇りなんです。
