実家の断捨離も「引き出し1つ」から――成功体験を積み重ねよう
第一段階の「危険」を断捨離したら、次はどこに手をつけたらよいでしょうか。
できるだけ早く家全体をキレイにしたい、と気がはやる方もいるかと思います。実家が遠方だったり、仕事や育児の合間を縫って足を運んでいたりと、タイムリミットのある方もいるでしょう。でも焦らないで。
断捨離はいつも加点法で進んでいきます。「やればできる」ではなく、「やったらできた」。こうして小さな成功体験を積んでいきます。
そのために、「引き出し1つ」「冷蔵庫の1段だけ」と小さな空間から始めましょう。その1か所をやりきる。すると、「やったらできた」と達成感が生まれます。これによって、さらに次の1か所に進もうというエネルギーが湧いてきます。
実家の空間がぐちゃぐちゃで気の遠くなるような有り様だったとしても、この1か所が前に進むための突破口となります。
最初は「あれも捨てたくない」「これはとっておいて」と抵抗していた親も、スッキリとした1か所を見ると気持ちが変化します。「ああ、キレイになったね」とうれしそうに言うのではないでしょうか。
私も、自分の手で断捨離し、美しくモノを配置した引き出しを眺めては「うっとり」しています。部屋全体をキレイにするのは叶わなくても、「引き出し1つ」ならできるはず。突破口として、ぜひ取り組んでみてください。
※本稿は、『モノが減ると不安も減る 実家の断捨離』(大和書房)の一部を再編集したものです。
『モノが減ると不安も減る 実家の断捨離』(著:やましたひでこ/大和書房)
モノだらけの実家、どうする?
実家という居住空間であり存在そのものをどう畳んでいくか。
その具体的事例と、いざその時が来たときの対処法と心がまえを紹介。
やましたひでこが経験した「実家の断捨離」を徹底的に語る一冊。





