「外出先などで、階段や段差を避けるようになった」「気がつくと、すり足やちょこちょこ歩きになっている」という方もいるのではないでしょうか?「それは、『歩く力』が低下してきたという、体からの重要なサインです」と語るのは、リハビリテーション科医である安保雅博さんです。そこで今回は安保さんの著書『歩幅を見れば、寿命がわかる 「死ぬまで歩ける体」のつくり方』より一部を抜粋してお届けします。
「歩く力」は全身の健康状態を映し出す
「長い距離を歩くのが、つらくなってきた」
「段差や階段を避けるようになった」
「無意識に、手すりや壁に手を伸ばしている」
それは、体からのとても重要なサインです。
「歩く力」は、筋力・バランス力・柔軟力、そして脳の認知機能までを反映する、いわば全身の健康状態を映し出す指標です。
この力が衰えてくると、
●転倒しやすくなる
●外出が減り、活動量が落ちる
●認知機能の低下にもつながる
といったマイナスの変化が次々に起こります。