他愛のない会話でいい。だって家族ですから

介護じゃありません。

ぜひ、コミュニケーションをとってほしいのです。

『認知症になって幸せな人、不幸せな人』(著:繁田雅弘/PHP研究所)

お菓子を一緒に食べるとか、昔の写真を一緒に見るとか、他愛のないことです。忙しい中でも、どんなに遠くに暮らしていても、数週間に一度、数カ月に一度、数時間ぐらいだったらとれると思うのです。

ぜひ、「お母さんって、どんな人だったの?」と聞いてみてください。

「最後に行った学校ってどこなの?」「どんな格好で、どんなお友達と遊びに行っていたの?」という会話を交わすだけでも、親子の「思い出」になります。

「デイサービスに行け」「運動しろ」と言われるよりは、昔の話をするほうがよっぽど、親も幸せでしょうし、脳も働きます。

元気なうちに、話せるうちに、話をしておきましょう。

誰だって、親との残り時間は少ないわけですから。

「あれをしろ」「これをしろ」と言うよりも、好きなお菓子を差し入れて、真の家族の会話を楽しんでください。