ラジオ番組以外でも、大学では介護問題を学生と議論し、講演会などでは戦争体験を語っている(写真提供:毒蝮さん)

元気に楽しく「食ベル・しゃベル・調べル」

俺が子どもの頃は、人生50年だった。それが今や人生100年時代。じゃあ、楽しく老後を生きるにはどうしたらいいか。医学が進んだから、がんや心臓病は治る確率が高くなった。今、長寿時代に心配なのは認知症だよね。できるだけ予防したいって、みんな考えてるんじゃないかな。

医療費や社会保障費が国や自治体の予算を圧迫しているけど、これだけ超高齢社会になれば当然だ。ただ、国が悪い、政治が悪いとばっかり言うよりも、俺たちも自らできることはしたほうがいい。それはなにかというと、健康寿命をなるべく延ばす、ってことだと思うんだ。

そこで俺が提唱しているのが、「3つのベルを鳴らせ」。それは「食ベル」「しゃベル」「調ベル」。「食ベル」ことは命の源。食べる量は減るけど、食欲は失っちゃダメ。そのためにも歯の健康には気をつけたいね。

そして、「しゃベル」。年寄りで一人暮らしになるとしゃべらなくなるけど、これがよくない。歳をとったら近所の人や友達と、電話でもいいから無駄なおしゃべりをたくさんしたほうがいいんだよ。

「言うことに無駄のない奴いやな奴」って都都逸(どどいつ)があるくらいだから、無駄上等! かといって話がしつこいと嫌われるから要注意だ。(笑)