正の連鎖を生む朝食とは

では、「血糖値が上がらない正の連鎖を生む朝食」とはどんなものか。私自身は、「特製・生搾り野菜ジュース」を20年以上、朝食の定番にしています。そもそもは、免疫学の権威である星野泰三先生から直伝されたもの。

ニンジン1〜1.5本とリンゴ半分をジューサーにかけ、仕上げにレモン汁とオリーブオイルを垂らすだけのシンプルレシピです。

『血管の専門医が30年間欠かさない すごい習慣』(著:池谷敏郎/エクスナレッジ)

ニンジン、リンゴとレモンで適度な糖質と多くのビタミン、ミネラル、食物繊維がとれます。良質な油を加えることで、脂溶性ビタミンの吸収率がアップするとともに胃の中での滞留時間が延びるため、これ一杯飲むだけで、お昼までまったくおなかが空きません。

タンパク源として「蒸し大豆入りヨーグルト」などを追加すれば、まさに「完全バランス食」です。ヨーグルトの動物性タンパク質、蒸し大豆の植物性タンパク質がとれるうえ、ヨーグルトに含まれる乳酸自体に血糖値の上昇を抑制する効果があります。また、蒸し大豆の食物繊維もそれをサポートするので、まさに理想の朝食。

ヨーグルトと大豆の両方ともにカルシウムが豊富に含まれるうえ、大豆には女性ホルモンに似た働きを持つ「イソフラボン」も含まれるので、女性には特におすすめです。