イメージ(写真提供:Photo AC)
身近な人に看護・介護が必要になったとき、みなさんはどこに相談しますか?
総合的な相談先として、主治医の所属機関を問わず、活用できるのが「訪問看護ステーション」です。
その地域に開かれた独立した事業所である「訪問看護ステーション」に、黎明期から関わり、自ら起ち上げた「桂乃貴メンタルヘルスケア・ハートフル訪問看護ステーション中目黒」で、自分自身も看護に当たるのが渡部貴子さん。
自らの経験を元に、介護や看護で困っている方への質問・疑問に答えてもらうのがこの連載です。第36回目は、「情報に溺れて『決められない』人へ。失敗を恐れる心を緩め、自分で選ぶための『決断術』」についてです。
(構成:野辺五月)

前回「便利だけれど心が削られる? 「AI疲れ」から抜け出し、生身の自分を取り戻すための3箇条」はこちら

AIに「正解」を求めてしまう

Q:病気の治療方針や、家族のことなど、人生の重要な選択で絶対に失敗したくなくて、AIで徹底的に調べてしまいます。ですが、調べれば調べるほど「情報の洪水」に溺れてしまい、どれが本当に正しいのか分からなくなって決めることができません。

A:失敗したくない、損をしたくないという気持ちから、AIに「正解」を求めてしまうお気持ちはよく分かります。しかし、AIは情報を並べることはできても、あなたの代わりに選んではくれません。

ではどうしたらいいのか?

今回は、情報に振り回されずに、最後は自分で選ぶための「大人の決断術」を考えていきましょう。