美津は大きな存在
<文は末期の胃がんだった。命の火が消えかかっている文と直美は海に面した神社に行き、穏やかな時間を過ごす。文が亡くなった後、一ノ瀬家の縁側で直美の悲しみを受け止めたのが美津だ。美津は「自分が直美の2人目の母だ」と直美に伝えた後に、1人目の母である文が感じていただろう直美への思いを優しく語った。それを聞いた直美は抑えていた感情があふれだし、大粒の涙を流して――>
一ノ瀬家に同居させてもらう時点で、美津さんや一ノ瀬家の人たちには大きな感謝がありました。直美は文さんを看取った後に、美津さんの言葉をきっかけに、我慢していた感情があふれ出てきます。このシーンを撮影した時には、美津さんが人生でいろいろな経験を積み重ねてきたからこその言葉の重みを感じました。
直美はこれまで、りんや牧師の吉江先生(原田泰造)といった周囲の人から支えられて、助言を受けてきました。
その中でも美津さんの存在はとても大きくて、「もう1人の母親」だと言ってくれたことは素直に嬉しかったです。