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「老後資金はどう準備する?」「年金はいつ受け取るのが得?」定年前後のお金の問題に不安を抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。ファイナンシャルプランナーである井戸美枝さんは「定年という人生の節目を迎えた後は、これまでの仕事から離れ、自分の好きなことをしながら、望む暮らしを選ぶ――そう考えても良いのではないでしょうか」と語ります。そこで今回は井戸さんの著書『図解でわかる 定年前後にやるべきこと大全』より一部を抜粋し、安心して第二の人生を迎えるための方法をお届けします。

年金受給を繰り下げて年金を増やす

公的年金は原則65歳から受け取れますが、受給開始を「遅らせる=繰り下げる」こともできます。

繰り下げ1カ月につき受給額は0.7%アップ。1年遅らせると受給額は8.4%増加します。

繰り下げは最大で10年間、つまり75歳まで遅らせることが可能です。

<『図解でわかる 定年前後にやるべきこと大全』より>

仮に10年繰り下げた場合、年金額は繰り下げなかった場合の1.84倍と大きく増えます。